蓄光とは?
高輝度蓄光
明るさと残光時間は従来の高輝度蓄光と比べて蓄光顔料の約10倍を有します。
半永久的性能
本製品の蓄光性能は低下せず半永久的な輝度を保ちます。
コスト削減
日中に太陽エネルギー及び紫外線を製品自体が蓄えるため、電気代メンテナンスフリーとなります。
安全への道しるべ
大地震などの停電時の暗闇の中でも明るく光り、人々を安全に誘導します。
高輝度蓄光材の特徴
- 1)高輝度蓄光とは
自然光、照明の光などからのエネルギーを吸収し、暗闇において光を放出する特性のことです。この明るさは従来の蓄光の10倍の明るさです。 - 2)高輝度蓄光材の材料は
化学的安定性に優れるアルミン酸ストロンチウムを母体に希土類を加えた化合物です。 - 3)高輝度蓄光材の発光色は
発光ピークが520nmのグリーン発光です。 - 4)光を蓄えるのに必要な時間
屋外の使用の場合、励起は主に太陽光になります。晴天の場合には3分程度、曇りや雨の場合でも30分程度で十分な光を蓄えることが出来ます。 - 5)高輝度蓄光材の耐久性
高温によって焼成されていますので、陶器と同じ性質を持ち、化学的に安定しており、その機能は半永久的です。 - 6)高輝度蓄光式量水標の耐水性は
JIS Z9107(安全標識板)の7.7耐水試験方法に規定され方法に従い、試料を20±5℃の水中に24時間浸した後取り出し、室温に1時間放置後、変色、ひび、割れ、膨れ、はがれはありませんでした。よって、量水標のメモリは蓄光基板に印刷又は再帰性反射シートが圧着されていますので、アルミ基板自体が破損しない限り、性能は保たれます。 - 7)高輝度蓄光材のその他の活用
建造物の避難誘導に活用できるのは勿論の事、山間部の電源のない箇所での、急傾斜地崩壊危険区域標識、土石流危険渓流標識などの活用もその効果が期待できるものと考えられています。
高輝度蓄光式量水標の残光特性
経過時間 | 残光輝度(mcd/㎡) | |
2時間 | 88 | 目盛の区分鮮明 |
4時間 | 38 | 目盛の区分鮮明 |
6時間 | 23 | 目盛の区分鮮明 |
8時間 | 17 | 目盛の区分やや鮮明 |
10時間 | 13 | 目盛の区分やや鮮明 |
12時間 | 10 | 何か光っている事が確認できる |
*目盛の残光確認は月夜に19時~翌朝5時まで目視した結果です。